MacBook Pro Late 2013にmacOS Big Sur をインストールする
November 19, 2020
macOS目次
はじめに
MacBook Pro Late 2013にmacOS Big Surのインストールを試みる。 MacBook Pro Late 2013はギリギリではあるが、Big Surのインストール要件を満たしているので、本来なら何の問題もないはずなのだが、巷では、MacBook Pro Late 2013へのBig Surのインストールが失敗し、文鎮化したニュースや事例が多数報告されている。
こんな状況で、MacBook Pro Late 2013の内蔵SSDにBig Surのインストールを試みるのはさすがに無謀なので、外付けディスクを繋ぎ、そこにBig Surをインストールしてみた。その動作を確認後、MacBook Pro Late 2013の内蔵SSDにBig Surをクリーンインストールした。
MacBook Pro Late 2013外付けディスクにBig Surの上書きインストール
どうも古いマックでの、CatalinaからBig Surの上書きインストールがうまくいかない事例が多いようなので、MacBook Pro Late 2013の外付けディスクにBig Surの上書きインストールを試してみた。 手順は以下。
-
Carbon Copy Clonerを使用して、外付けディスクにMacBook Pro Late 2013内蔵ディスクのクローンを作成、
-
外付けクローンディスクでMacBook Pro Late 2013を起動。
-
外付けクローンディスクにBig Surを上書きインストール。
この方法は成功はしたものの、使用した外付けディスクがusb3接続の2.5インチHDDだったので、ディスクアクセスがあまりにも遅く、閉口した。
昼食前から作業を開始し、夕方7時でやっと完了。なんとこれだけやるのに8時間近くかかってしまった。
Big Surを起動しても、何かやるごとに大量のディスクアクセスが発生し全く使い物にならない。Big Surの起動に10分近くかかり、アプリを1つ起動するだけで、数分待たされる。やってられない状態。とりあえず、自分のMacBook ProでBig Surの赤いデスクトップが見れたので良しとしよう。
MacBook Pro Late 2013の内蔵SSDにBig Surをクリーンインストール
ここで赤いデスクトップを諦めるには未練があったので、MacBook Pro Late 2013の内蔵SSDにインストールを敢行。Catalinaからの上書きインストールよりは、Big Surのクリーンインストールの方がリスクは少なかろうと思い、後者を選択。
手順は以下。
-
TimeCapsuleで内蔵SSDをバックアップ
-
外付けディスク(Catalina)から起動
-
ディスクユーティリティで内蔵SSDを初期化
-
Big Surインストーラを起動し、インストール先を内蔵SSDにしてインストール
-
インストールの途中で、データのリストア元を聞いてくるので、先にバックアップしたTimeCapsuleを指定
-
Big Surを起動したまま、半日放置。(これをしないと、インストール直後は動きが鈍く使い物にならない)
この方法で、無事Big Surに更新できた。 Big Surの完成度はあまり高くない模様。数時間使っただけで、気になる振る舞いが多々見つかる。
MacBook Proは、ディスプレイ、Bluetoothキーボード、マウスをつけて使用していて、それらに関連した不具合が散発している。2020/11時点では、Big Surで得たものよりも失ったもののほうが大きい。トホホ。
まとめ
MacBook Pro Late 2013にmacOS Big Surをインストールする方法を紹介しました。