Ingess AGとリアル接近遭遇

本記事はIngess Prime（以下Ingessと略す）のプレイログです。

まだまだ寒い２月下旬、京都市下鳥羽のスーパーの駐車場に車を止めて買い物ついでにイン活。鴨川下流の堤防沿いを散歩。このあたりはポータル密度が低いんで、イン活の効率は悪いんだけど、最強の敵陣ポータルがあるんで遊びがいがある。

どれくらい最強かというと、レベル8は当然として、複数のリンクに複数の巨大多重フィールドが張り巡らされているのだ。まさに難攻不落。ただ、注意深く見ると数ある難攻不落ポータルのオーナーはたった１人のAGなのだ。

まるで丸腰で敵陣に攻め込むような気分。アドレナリンが放出されるぜ！

で、いつものように難攻不落の最強ポータルを焼きはじめる。いつもの通りさんざん抵抗されたものの、こちらはレベル8のXMPバースターが余りまくっていたので、何分か焼き続けた。結局焼ききれずに抵抗に屈し、ジャービスウイルスを投げて帰ろうとしたら、突然声をかけてくる男性が…

はじめてのAGとのリアル接近遭遇

彼との接触でIngress AGの印象は大きく変わった。これまではIngress AGといえばみな民度が低くオラオラで高速であおり運転するような輩を想像していた。ネットではリアルに威嚇されて全力で逃げたというような話も聞いたことがある。スキャナのチャットを見ていても、AG同士の接触はあるようで、「警察に通報」とか「写真を撮るな」とか殺伐とした会話が繰り広げられているので、けっこうやばい人達という先入観はあった。

でも、そのお方はそれとは正反対の温和でとても落ち着いた雰囲気の方であった。

社交辞令モードでの対面と相成った。

筆者としては、あなたに粘着しているつもりはさらさらなく、自分のお散歩の範囲には他の方が建てたポータルが１つも無く、結果的にあなたが立てたポータルだけ焼いていることになっているということをお伝えしておいた。屁理屈かもしれないけど。

せっかくだからお茶でもとお誘いしたが丁重にお断りされた。初対面のじじい（筆者のこと）とおじさんとでお茶しても洒落にならんからね。

でも振り返って考えてみると何かおかしい…

不思議なのは焼きはじめてから数分しか経過していないのに、なぜそこにいたのか？ひょっとして筆者の後をつけているってこと？ストーカーみたいに？

そういえば全く別の場所でも、彼がオーナーの最強ポータルを焼いていたときもなぜか数分後に焼き返され、一緒に散歩していた嫁曰く「車の中からあんたをじっと見ていた不審な男がいた」とのことだった。その時はあまり気にしなかったけど、今思えばやっぱり後をつけていたってこと？もう完全なストーカーだ。Ingressが危険なゲームといわれる所以だね。

まぁ、自分が立てたポータルを巡回パトロール（ポータルキーがあればリモート水やり可能なのになぜそんな必要が？）していたときにたまたま遭遇しただけかもしれないし、ストーカーと言い切ることはできないけど。

焼いたポータルが彼の自宅や職場の近くまたは宅ポで、地雷を踏んでしまったというオチなのかもしれないが…でも後つけを体験した２箇所は数キロも離れてるんですけど。真相は謎。

後つけとしたら、どうやってやっているんだろう。アクティビティログからエージェントの行動が丸わかりのIngressだけど、筆者の理解では衆人に晒されるのは、

• ポータルを新規にキャプチャした日時
• リンクやフィールドを作成、追加した日時

だけであり、

• ポータルを攻撃したとき
• リンクやフィールドを破壊したとき

は、対象ポータルのオーナーやレゾを刺したAG、リンクやフィールドをつくったAGに限定的に晒される。

• ポータルをハックする
• ポータルに２本目以降のレゾを刺す
• Modを刺す

は、誰にも晒されない。このように理解していた。つまり、新規キャプチャやリンクやフィールド作成さえしなければ、ストーカーに後をつけられるようなことは起こらないと。

Ingress TrackerやAnalytics For Ingressなどのサードベンダー製のストーキングツールも、Ingress本体のアクティビティログを収集することにより実現しているだろうから、基本的にはアクティビティログ以上のことはわからないはず。まぁ、アクティビティログだけの情報であってもAG毎に時系列で並べ替えると行動が丸わかりとなり、プライバシー暴露ツールになってしまう。これがストーキングツールと言われる所以でもある。

しかし、他エージェントに色々な場所で何度も後をつけられるようなことが現実に起こっていることを考えると、この認識は間違いなのかもしれない。Ingressのサーバーに何か秘密のAPIが用意されていて、エージェント名からAGの位置なり全アクティビティなりが取得できてしまうのではなかろうか？そう考えると恐ろしくなるが、彼の行動から考えるとありえない話とは言い切れない。

閑話休題

彼とはその場でお別れし、その後はいつもの通り、道端の（彼が建てた）ポータルを焼きながら車をおいたスーパーの駐車場まで戻った。いつもなら彼に速攻で再建されるのだが、なぜかその日は別のAGが再建している。そんな奇特なお方が他にもいるんだ！と感激してみたところ、メダリストを拝見すると…

ミッションメダルは、

彼のメダルは、

複垢だったのね。

別に複垢を隠すわけでもなく、単に詰めが甘いだけなのか。これがIngress AGの民度なのだ！

それにしても、ミッションメダルまでほぼ同一の複垢って…

しかも本垢、複垢共獲得APは1億超え

毎回スマホ２台持ちでIngressしていたのか…恐るべし。

そういえば、本垢のポータルを焼くと、バカ丸出しで複垢が宅ポに仕返しに来るなぁ…

複垢ではなく嫁垢とか子垢なのかもしれないが…

詮索してもしょうがない。